【水平思考】幻のドラッグストアの場所

週末、会社の同僚 男女数人の会社定例の飲み会が終わった。

駅に帰る途中、女性のエンキさんは、いつも皆に同じような質問をします。

「ドラッグストアって、この辺にあったっけ？」

飲み会 会場付近に詳しい人が、あの辺りだよと道順を教えて、そこでみんなと別れますが・・・

不思議なことに、実はエンキさんは結局ドラッグストアに行っていません。

エンキさんは、なぜ　行きもしないドラッグストアの場所をいつも皆に質問するのでしょうか。

さて、わかりますか？

推理していきましょう。

手がかり：

エンキさんは変わった女性ですか？　　→いいえ、ごく普通の女性です。

途中で気が変わった？　→いいえ。

エンキさんは何かを買いたかったのですか？　→いいえ。

飲み会の会場が会社の周辺かどうかは重要ですか？　→いいえ。

エンキさんの体調などは関係ありますか。　→いいえ。

うーん・・・分からない・・・

という方向けに　もう少しヒントを。

ドラッグストアを、本屋さんなど別の場所に言い換えても、結局エンキさんは行かなかったですか。

→はい。いい質問です。

エンキさんの人間関係が重要ですか？　→はい。

このメンバーに嫌いなメンバーがいますか？　→いいえ。ですが、かなり良い質問です。

メンバーの中にエンキさんが、好きな人がいますか　→はい。良い質問です。

その二人は付き合っていますか？　→　はい。付き合っています。

そのことを当事者二人以外は知っていますか？　→いいえ。知っていません。

さあ・・・答えが分かってきそうですね。

では解答を。

この下に解答を記載するのでスクロールに気を付けてください。

答え：

エンキさんは、会社の同僚の男性と、皆には内緒で付き合っていて、同棲していた。

男性同僚が使う電車の沿線は、皆と帰る沿線の方向が違った。

男性同僚と一緒に家に帰りたいエンキさんは、別の理由を付けて、

皆と別れるための口実をつくりたかった。

だから、いつも　わざわざ行きもしないドラッグストアの場所を皆に尋ねて、自然な理由で一旦、皆と別れる。そして、後で付き合っている男性同僚と合流して一緒に家に帰っていたのだった。

どうでしたか。分かりましたか。

あなたの想像力が豊かになれば幸いです。

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