- ある大きな客船が夜に沈没した。
その日は雲もなく晴れ渡っていて、風も吹いておらず波は静まりかえっていた。
もし、海がもう少し荒れていれば、船は沈没をまぬがれていたかもしれない。
一体、この船に何が起こって沈没したのか。
手がかり:
海がもう少し荒れていれば、船は出航しなかった? →いいえ。多少の荒れ具合でしたら、問題なく出航していたでしょう。
それは人的なミスでしょうか。 →どちらともいえませんが、直接的な原因ではありません。
その船に人間は乗ってましたか。 →はい。乗っていました。
難しい!という方向けにもう少しヒントを。
その日は、月は出ていましたか。 →いいえ。出ていません。
船に見張りはいましたか? →はい。いました。
船に何かがぶつかりましたか。→はい。いい質問です。
海が荒れていれば、見張りは何かに気づきやすかったですか。 →はい。いい質問です。
ぶつかったのは生き物ですか。→いいえ。
さあ、分かりましたか。
では、答えを記載します。
この下に答えがあるので、スクロールに注意してね。
解答:
船が氷山にぶつかり、船体の亀裂によって浸水して沈没した。海がもう少し荒れていれば、氷山にあたる波の音や、波による氷のきしむ音などで もう少し早く気付き、沈没をまぬがれた可能性がある。この客船の名前は、タイタニック号だった。